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社長挨拶

代表取締役 池田 修 写真画像 プロフィールへ

平成22年6月期(FY10)第1四半期業績について

 平成21年9月のご報告のとおり、当社は、平成22年6月期を(1)赤字脱却、(2)売上高のボトムアウト(底入れ)、(3)成長基盤確立の年として位置付けており、平成23年6月期での飛躍的成長を目指しております。本日、平成22年6月期第1四半期決算を発表いたしましたので、その経営成績や概況などについてご報告含めてご説明いたします。

1.第1四半期業績結果についての報告と分析
 本日付「平成22年6月期 第1四半期決算短信」のとおり、連結売上高は、前年比20.6%減の420百万円となりましたが、黒字化を達成し、営業利益28百万円、経常利益16百万、当期純利益16百万円となり、前年比減収増益という結果となりました。また、営業キャッシュフローに関しては、引き続き赤字という結果となりました。
 既に公表しております「平成22年6月期 上半期業績見込」のとおり、当初の計画では、平成22年6月期の上半期(平成21年7月から12月)は赤字幅を減少することを目標としておりましたが、以下に挙げる事項により当初計画を上回る結果となりました。

・北米子会社の3分野(フォント管理、デジタル資産管理(DAM)及び地理情報システム(GIS))のうち、フォント管理分野及びGIS分野にて計画を上回る売上高を達成し、DAM分野においてもほぼ計画を達成したこと。特に、GIS分野における米国政府系機関向けビジネスでは、計画を大幅に上回る売上高を達成したこと。

・顧客の製品満足度を示す指標と考えている年間有償サポート契約の更新に関して、計画以上の更新率を達成したこと。

・売上原価の減少による売上粗利率の向上。

・徹底した全社的なコスト管理の実施。

・生産性の向上:前年同四半期の連結人員数の減少率と比して、売上高の前年比減少率が低い結果であったこと。


2.課題の抽出
 引き続き、売上高の減少傾向が最大の課題と考えております。そこで、この売上高の減少傾向に歯止めをかけ、成長に転じる為の施策として、(1)既存事業のオーガニックグロース、(2)飛躍的成長の為の成長戦略、についてご説明いたします。

(1)既存事業について
 上述のとおり、当連結会計年度第1四半期において黒字化を達成したものの、売上高に関しては、減少傾向に歯止めがかかっておりません。北米を中心とする全世界の経済情勢に関しても、若干の明るい兆しが見えてきたものの、未だに不透明感があると言わざるを得ません。従い、当第2四半期の売上高に関しても、引き続き厳しい状況が継続し、予断を許さない状況と考えております。特に、DAM分野及びフォント管理分野の主要顧客セグメントである出版/印刷/広告関連業界は、引き続き厳しい経済情勢下にあり、今後も厳しい状況が続くと予想されます。また、成績の良かったGIS分野に関しても、各州や各カウンティー向けビジネスでは、企業業績の悪化による税収の大幅な減収を受けて、支出の大幅なカットを実施しており、非常に厳しい状況が予想されます。
 こうした厳しい経済情勢においては、既存顧客をいかに守るかが重要になります。その為にも、新規販売時における顧客への当社製品知識の徹底したデリバリーや当社テクニカルサポート品質の向上を重点課題としております。また、DAM分野においては新規製品リリースを計画しており、これまでの顧客ニーズの吸い上げの成果を出していきたいと考えております。FONT及びGIS分野に関しては、既に新バージョンのリリースを第1四半期に実施しておりますので、引き続き新規顧客の獲得に努めて行きます。

(2)飛躍的成長の為の成長戦略について
 本会計年度の経営課題の1つである平成23年6月期において飛躍的成長を実現する為の成長戦略の実施状況についてご説明いたします。成長基盤確立の施策として2点を計画しております。
 第一に、中国市場参入につきましては、去る8月にリリースいたしましたとおり、中国の北京誠信環能環科技有限公司との間にて、戦略的パートナーシップの締結を実施いたしました。引き続き、当社グループの最重要経営事項として、この提携を通じた当社中国進出を見据えたベストな選択肢を模索しております。具体的な事項に関しましては、公表できる段階にて皆様にご説明させていただきます。
 第二に、北米子会社にて模索している新規ビジネスにつきましては、まだまだリサーチする事項はあるものの、フィージビリティ・スタディーの最終段階を迎えております。新しいビジネスの立ち上げになりますので、多くの不確定要素を含んでいるものの、将来の成長に寄与する可能性を秘めた事業になると見込んでおり、近々製品開発作業を開始できるものと考えております。

3.終わりに
 当第1四半期の段階にて、本事業年度の経営課題の1つである赤字脱却を実現いたしました。しかしながら、全世界の経済情勢は未だに不透明感が高く、楽観できる状況ではありません。また、毎四半期において継続的に黒字化を達成しない限り、本物の赤字脱却・黒字化とは言えません。さらに、黒字化しても事業の縮小が続く限り、当社の未来はありません。この点を全社員で共有し、毎月、毎四半期を、日米欧各拠点で働く全セラーテム社員が一丸となり、セラーテムをもう一度、活力ある、輝く会社するべく邁進いたします。
 今後ともより一層のご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。

平成21年10月
株式会社セラーテムテクノロジー
代表取締役社長 池田 修

 本内容は、当社の平成22年6月期連結会計年度に関する情報の提供を目的としたものであり、当社の発行する有価証券の投資を勧誘することを目的としたものではありません。また、本内容に記載されている、当社の現在の目標、戦略、見込みなどのうち、既に確定した事実でないものは、将来業績等に関する見通しであり、リスクや不確定要素を含んでいます。実際の業績は、様々な要因により、これらの見通しとは大きく異なる結果となりうることをご承知下さい。実際の業績に影響を与えうる要因には、当社の事業領域を取り巻く日本、北米、欧州、アジア等の経済情勢、当社の製品に対する需要動向や競争激化による価格下落圧力、競争市場の中で当社が引き続き顧客に受け入れられる製品を提供できる能力、為替レートなどがあります。なお、業績に影響を与えうる要因はこれらに限定されるものではありません。

2009/10/28 平成22年6月期(FY10)第1四半期業績について

2009/07/03 就任のご挨拶