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社長挨拶

代表取締役 池田 修 写真画像 プロフィールへ

ウェッブフォントサービスについて

平成22年4月16日付「連結子会社による新たな事業の開始に関するお知らせ」のとおり、当社は、この度「ウェッブフォント」市場への参入を正式に発表いたしましたので、概要含めてご説明させて頂きます。

<本参入の背景>
当社は、後述するウェッブフォントに関連する業界のトレンドやモメンタムも考慮した上で、当社のフォント管理製品、特にデスクトップ製品Suitcase Fusionが成熟してきていることから、新しい機能の提供が、必ずしも売上高向上に直結しない可能性も考慮し、新たな市場の開拓を模索してきました。この度、全世界で8割以上のマーケットシェアを有するデジタルフォント管理技術、経験及びノウハウ、そして保有するフォント管理ソフト(デスクトップソフト“Suitcase Fusion”及びサーバーソフト“Universal Type Server”)を駆使したクラウドベースのウェッブフォントサービスを開始いたします。
ウェッブフォント市場のような過去に例を見ないソフトウェアやサービスを創造することは、容易ではありません。しかし、当社のような小さな企業だからこそ、新しい事に積極的にチャレンジすべきであるという信念のもと、市場性や技術の点で不確定要素が未だ存在する中、当社のもつ強いベンチャー精神を以て、大企業に打ち勝ち、当社を飛躍的に成長させるべく、本参入を決断いたしました。

<ウェッブフォントサービスについて>
ウェッブにおけるフォント(文字)は、ウェッブコンテンツの95%を占めるといわれ、視認性、デザインに加えて、文章の雰囲気を左右する重要なウェッブサイトの要素でありながら、技術的並びに著作権関連の課題から、これまでウェッブ上のフォント使用は、制限されてきました。当社は、これまでの一般認識である「ウェッブで使えるフォント=閲覧者のPCに必ず入っているフォントのみ」を覆す、任意のフォントをウェッブで表示可能にするクラウドベースのサービスを、全世界の40万人を超える当社フォント管理ソフトの既存顧客および新たにウェッブデベロッパーを通じて、全世界で2億サイト存在するといわれるウェッブサイトのうち、欧文の商用ウェッブサイト、その他のメジャーサイトやアクセスの多いプロフェッショナルBlogサイト向けに提供いたします。
当社では、フォントファウンダリー(フォント開発会社)が懸念するフォントの違法使用を極力避ける手段として、システム上いくつかのセキュリティー機能を開発し、本サービスのためにすでに複数の海外フォントファウンダリーと提携いたしました。これにより、ユーザーは、著作権問題を心配することなく、トータル約5万種類と推定されるリテールプロフェッショナルフォントのうち、数千の質の高いプロフェッショナルフォントから好みのフォントを選択し、任意のウェッブにて使用することができ、ウェッブで使用するフォントの選択肢が飛躍的に広がります。
このウェッブフォント市場は、急速に進化するインターネットにおいて未だ未開拓な市場ですが、近年、各ブラウザは、ウェッブフォント機能の搭載を開始し、またウェッブ上でのフォント表示品質も向上してきました。こうしたインターネットにおけるフォントの変革期において、全世界で8割以上のマーケットシェアを有する当社グループのデジタルフォント管理技術、経験及びノウハウを駆使し、ウェッブサイトのコンテンツの大部分を占める“文字”を新たに進化させることで、ウェッブデザインや制作、さらにウェッブサイトの在り方自体にさえ影響をあたえるパラダイムシフトの基礎となり得るサービスを提供していきます。
本夏予定のサービス正式リリース及び本年5月予定のパブリックTechnology Preview(テクノロジー・プレビュー2)に先立ち、潜在顧客のニーズを深く掘り下げる為、北米、カナダ、南米、欧州のタイポグラフィーやウェッブデザイン業界から100名程度を招待し『Technology Preview I(テクノロジー・プレビュー1)』を4月中旬より開始いたします。
ユーザーは、本サービスを通じて、閲覧者の多様な環境(オペレーティングシステムやブラウザ)を心配することなく、容易に自社ウェッブサイト上に任意のフォントを表示することが可能になり、以下のメリットを得ることができます。
・これまで画像編集やフラッシュへの変換が必須であった任意フォント表示が、通常のテキスト編集のみで可能になる
・画像ではなく、フォント自体をウェッブ上で使用可能な為、SEO(検索エンジン最適化(Search Engine Optimization))効果が向上する
・画像に比して、ファイルサイズが小さい為、表示スピードが向上する
・画像ではなくフォントである為、閲覧者は、コピーなどが可能になる
・フォントをウェッブページのデザインの一部として捉えることができ、企業のブランディングやウェッブの差別化を強化できる

当社は、これからサービス正式リリースまでに、その他のフォントファウンダリーとの提携を強化し、提供するフォントのセレクションを充実すると共に、欧文に比して文字数が多くデータ量が膨大な日本語や中国語フォントサービスも今後視野に入れております。また、自社にてフォント自体を管理・配信する大手ウェッブサイト運営者には、本サービスのバックエンド・クラウドで使用しているシステムをソフトウェアにて提供することを検討いたします。
既存のリテール・オフラインメディア向けフォント市場は、当社推定で全世界150億円程度と考えております。この新しいウェッブフォント市場の予測は困難ではありますが、当社では、成長性並びに市場規模においても既存市場の数倍以上と考えております。当社は、既にオフラインメディア向けフォント管理市場にて80%以上のトップシェアを有していることから、この新しい市場においてもトップシェア獲得を目指します。

平成22年4月
株式会社セラーテムテクノロジー
代表取締役社長 池田 修

本内容は、当社の連結子会社を通じた新しい事業の開始に関する情報の提供を目的としたものであり、当社の発行する有価証券の投資を勧誘することを目的としたものではありません。また、本内容に記載されている、当社の現在の目標、戦略、見込みなどのうち、既に確定した事実でないものは、将来業績等に関する見通しであり、リスクや不確定要素を含んでいます。実際の業績は、様々な要因により、これらの見通しとは大きく異なる結果となりうることをご承知下さい。実際の業績に影響を与えうる要因には、当社の事業領域を取り巻く日本、北米、欧州、アジア等の経済情勢、当社の製品に対する需要動向や競争激化による価格下落圧力、競争市場の中で当社が引き続き顧客に受け入れられる製品を提供できる能力、為替レートなどがあります。なお、業績に影響を与えうる要因はこれらに限定されるものではありません。

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