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社長挨拶

代表取締役 池田 修 写真画像 プロフィールへ

平成22年6月期(FY10)第3四半期連結累計期間業績について

「平成22年6月期 第3四半期決算短信」のとおり、当社は、平成22年6月期第1四半期及び第2四半期に続いて、第3四半期においても黒字化を達成いたしました。この結果により、当社は、本物の赤字脱却・黒字化の達成という認識のもと、
(1)売上高のボトムアウト(底入れ)
(2)成長基盤確立
を重要な経営課題として注力していきます。また、2009年末に完全子会社化いたしました北京誠信につきましても、平成22年6月期第3四半期から当社連結子会社として反映いたしました。つきましては、本事業年度経営見通しや概況などについてご報告含めてご説明いたします。

1.第3四半期連結業績結果についての報告と分析
平成22年4月28日付「平成22年6月期 第3四半期決算短信」のとおり、第3四半期連結累計期間売上高は、引き続き好調な欧米事業及び北京誠信の完全子会社化により、前年比大幅に増加いたしました。他方、省エネビジネス参入により、売上原価が従来のソフトウェアのみのビジネスに比して上昇した結果、売上総利益率は、過去の90%前後から60%弱となりましたが、北京誠信を除く既存事業においても平成21年7月以降の3四半期連続となる黒字化を達成した上、北京誠信の利益が貢献し、第3四半期連結累計期間は、営業利益281百万円、経常利益306百万、当期純利益283百万円と大幅な増益となりました。

以下に挙げる主因により、上述の平成22年6月期 第3四半期業績を達成いたしました。

○欧米企業向けフォント管理分野の全世界での販売が引き続き好調であったこと。
○引き続き、米国子会社ソフトウェアの顧客の製品満足度を示す指標と考えている年間有償サポート契約の更新に関して、計画以上の更新率を達成したこと。
○完全子会社化した中国事業の収益両面への貢献
○グループ全社の徹底したコスト管理の継続的実施



2.成長基盤確立に向けた施策の実施
当社は、平成23年6月期からの成長を確実にすることを重要な経営課題としており、本年3月及び4月に2つの施策を発表いたしました。
(1)中国火力発電所向けの大規模省エネ事業ならびにスマートグリッド事業
当社中国事業である既存の省エネ事業よりも大規模な火力発電所など向け案件を取込むべく、当社100%連結子会社である科信能環の資本を増強いたしました。既存省エネ事業の経験やノウハウと新たな人材を確保することにより、中小規模の省エネ事業から大規模事業まで総合的な省エネ事業の確立を目指します。
また、将来的に有望であるスマートグリッド事業に関しましても、先行者メリットを獲得すべく、新規参入を決断いたしました。
(詳細は、平成22年3月26日付「「連結子会社の新規事業の開始に関するお知らせ」をご参照下さい。)

(2)ウェブフォント事業への新規参入
当社は、ウェブフォントに関連する業界のトレンドやモメンタムも考慮した上で、当社のフォント管理製品、特にデスクトップ製品が成熟してきていることから、新しい機能の提供が、必ずしも売上高向上に直結しない可能性も考慮し、新たな市場の開拓を模索してきました。この度、全世界で8割以上のマーケットシェアを有するデジタルフォント管理技術、経験及びノウハウ、そして保有するフォント管理ソフトを駆使したクラウドベースのウェブフォントサービスを開始いたします。
ウェブフォント市場のような過去に例を見ないソフトウェアやサービスを創造することは、容易ではありません。しかし、当社のような小さな企業だからこそ、新しい事に積極的にチャレンジすべきであるという信念のもと、市場性や技術の点で不確定要素が未だ存在する中、当社のもつ強いベンチャー精神を以て、大企業に打ち勝ち、当社を飛躍的に成長させるべく、本参入を決断いたしました。
(詳細は、平成22年4月16日付「「連結子会社の新たな事業の開始に関するお知らせ」をご参照下さい。)




3.終わりに
本事業年度の経営課題の1つとして掲げた黒字化の達成により、当社は、やっと「マイナス」から「ゼロ」地点に到達いたしました。

“いかにマイナスを減少させられるか”
から
“どうやって新しい収益を生み出し、飛躍的に成長していけるか”

へ、経営課題ならびに全社員の意識を大きくシフトしていく必要があります。黒字にする為の戦略の実施ではなく、成長の為の戦略へのシフトは、我々経営陣だけでなく、セラーテムグループ全従業員にとっても大きな転換期といえます。上述の通り、当社では、既に来年度以降の成長に向けた戦略的施策を実施いたしました。今後は、以下の4点を重要経営課題とし、セラーテムグループの成長を目指します。
○既存事業によるオーガニックグロースを着実に達成すること
○中国既存省エネ事業を確実に成長させること
○ウェブフォント事業、中国火力発電所向けの大型省エネ事業ならびにスマートグリッド事業を早期に立ち上げ、新たなコア事業に育てること
○北京誠信子会社化によるシナジー効果を追及すること

今後とも、日本、中国、北米および欧州のセラーテムグループ全社員が一丸となり、セラーテムをもう一度、活力ある、輝く、そして成長する会社にするべく邁進いたします。
今後ともより一層のご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。

平成22年4月
株式会社セラーテムテクノロジー
代表取締役社長 池田 修


本内容は、当社の平成22年6月期連結会計年度に関する情報の提供を目的としたものであり、当社の発行する有価証券の投資を勧誘することを目的としたものではありません。また、本内容に記載されている、当社の現在の目標、戦略、見込みなどのうち、既に確定した事実でないものは、将来業績等に関する見通しであり、リスクや不確定要素を含んでいます。実際の業績は、様々な要因により、これらの見通しとは大きく異なる結果となりうることをご承知下さい。実際の業績に影響を与えうる要因には、当社の事業領域を取り巻く日本、北米、欧州、アジア等の経済情勢、当社の製品に対する需要動向や競争激化による価格下落圧力、競争市場の中で当社が引き続き顧客に受け入れられる製品を提供できる能力、為替レートなどがあります。なお、業績に影響を与えうる要因はこれらに限定されるものではありません。

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